工事着工65日目@那古野ハウス
更新日:2021年10月31日
工事着工から65日が経過。とうとう、建屋内の屋根を支えていた柱が撤去されました。
広大な空間が広がり、土間工事が終わり次第、内装工事に進みます。
この空間にどのようなクライミングウォールができるかは、期待と不安でいっぱいですが、KNOTを訪れた方へ快適に過ごして頂けるように工夫したいと思っています。
現在、クラウドファンディングは、約226万円・124人の方から、
ご支援を頂いております。暖かいご支援、本当にありがとうございます!
クラウドファンディングの締め切りまで、残り30日となりましたので、ご支援金額で準備しました、ボルダリングジムで使用するホールドについて、紹介します。
まず、ホールドとは?・・・
ボルダリングで使用するクライミング壁に取り付けられた、主にプラスチックを原材料とした人口の突起物です↓
様々なカラーや種類があり、世界各国で製造されていますが、日本で販売されているのだけで、70社以上あります。シェイパーといわれる型を作る職人から、工場で製造されますが、多品種少量生産のため、全てのメーカーを揃えるのは、クライマーであれば、夢のようなお話しです。
そのなかで、KNOTは、代表的なホールドメーカーから、少しづつ準備しております。
1)草ホールド(日本)
クライミング業界では、「石の人」として尊敬されている草野俊達さんが、製作されています。写真は、円盤として呼ばれるモデルです。両手で保持できる大きめなホールドですが、本来の草ホールドは、シンプルでトレーニング向けのホールドが多いです。KNOTは、憧れの草ホールドを最初に準備しました。
2)expression(フランス)
フランスでシェアナンバーワンのホールドです。有名なクライミングエリアが多いフランスで、自然の岩場に似たホールドが有名ですが、最近は少し大きめなホールドが製造されています。私達がボルダリングを始めた際に、一番、苦労したホールドのひとつです。持てそうで持てません。。。
3)Core Climbing(イギリス)
ボルダリングをされた事がある方は、なんとなく見た事があるかと思います。それほど、ベーシックかつ良質なホールドを製造され、クライミング界では、必須メーカーのひとつです。また、左右対称デザインが多い事でも有名。写真のホールドが右手用・左手用がわかったあなたは、もう上級クライマーです!
4)Wataaah!(ドイツ)
2012年から製造開始された比較的新鋭のメーカーです。初めて、このメーカーのホールドに触った時には、あまりの悪さに泣かされました。ホード全体の3分の1程度しか、保持できませんので。ただ、発色もきれいで、リサイクル可能な素材を使用している、とても好きなメーカーのひとつです。
5)X-CULT(ブルガリア)
こちらも定番のメーカーです。ホールドの中でも、大きいサイズのボリュームが有名かもしれません。様々な素材で作られたボリュームは、取り付ける角度によって、様変わりします。写真は、今年の新作で、アイスクリームっぽく可愛らしい感じがします。
6)Teknik(カナダ)
クライマーよりも、セッターと呼ばれる課題を作成する方に人気のホールドです。シンプルなデザインだからこそ、様々シーンで活躍してくれることを期待しています。外して洗えば、ピカピカになってくれるジム側にとっても、嬉しいホールドです。KNOTでは、いちばん多く準備しました。
上記以外にも、Morpho、PROSET、SQUADRA、Flat、Cheeta、Volxs、Lapis、Artline等々を少しづつ準備していますので、お楽しみにしてください。また、他にも「こんなホールドを付けて欲しい!」というご要望には、お応えしたいと思いますので、メッセージ等でお知らせくださいね。
ただ、基本的に硬い材質で製造されているホールドですが、やはり安全上の問題を考慮すると、寿命が3年から5年程度といわれています。まだ、オープン前なのにそんな心配をと思われるかもしれませんが、定期的にホールドを入れ替え、課題にバリエーションを持たせる事が、ボルダリングジムにおける商品であり、メニューになります。
引き続き、クラウドファンディングでのご支援をお待ちしております。
よろしくお願いいたします!