「2022 春壁」スタート!!
3月22日に4周年を迎え、5年目のKNOTがスタートしました。
まずは全面ホールド替え。例年どおり、チーフセッターはボタニクス代表でもあり、KNOTの生みの親、伊藤剛史さん。伊藤さんにお願いし、今年は4名のセッターが集まってくださいました。最高のチームセットで、2022年度のKNOTの基礎が出来上がりました。
(1)伊藤剛史さん(A級公認ルートセッター)
KNOT壁の生みの親でもあり、KNOT課題の大事な指針であるタケさん。各グレードのパワー、リスク、トリックの3要素の標準となっています。
昨年は、とうとう念願のご自身のジムをオープンしました。北杜市のLOKUBOKU。ぜひ、小川山・瑞牆へ赴いた際には、お立ち寄りください。
今回、egripsのNEWシェイプ・KHANSで、3級をセットしてくださいました。保持感の悪いホールドを、上手く組み合わせています。ホールディング、フットワークが試される好課題です。
春課題のメインとなりますので、是非、トライしてみてください。
(2)米倉亜貴さん<B級公認ルートセッター>
伊藤さんとご一緒にKNOTの壁を建ててくださった紅一点のBOTANIXメンバー。クライミングだけでなく、スケボーもこなす憧れの女性です。
KNOTのセットでは毎年来てくださり、身長147cmという小柄な体型からセットされる課題は、大柄な男性陣の弱点をついてきます!
今回の亜貴さんのオススメ課題は、NEWホールドのUNLEASHED CLIMBINGを中心した3級カチ系課題です。女性には、ガバかもしれませんが、男性にとっては、シビアなホールディングとフットワークが試されます。
他にも、ダイナミックな動きを含めた課題の中に、クライマーの体格差でポジションが変わってくる繊細な課題もあります。
国体を目指されている方、挑戦される方には、ぜひ、トライしていただきたい課題です。ご来店、お待ちしております。
(3)徳永潤一さん<B級公認ルートセッター>
全面ホールド替えには、お馴染みの潤一さん。初段の課題は、通年残るのが慣例となっていますね。松山市・アッセントレイ店長である潤一さん。四国の猛者が集まるジムとのことで、厳しい課題はもちろんのこと、リードクライミングのセット経験が豊富ですので、ホールディングだけでなく、フットワークを意識した課題が特徴的です。
今回の潤一さんの初段は、ArtlineのボテとFlatHoldのTokyo2020を中心にセットしてくださいました。一見、ボジティブな感じですが、ボディにききます。フットもシビアですので、我こそはという方、トライをお待ちしております。
とちぎ国体・東海ブロック大会のセッターを予定されているとのことですので、ブロック大会へ出場される選手の方、ぜひ、潤一さんの課題で模擬トレーニングしてみてください。
(4)古坂賢太さん<WhipperSnapperGym店長>
KNOT初セット!北の大地から、憧れのクライマーであるPAXさん。WhipperSnapperGymはTFNCの会場となるほど、知名度が高いジム、BOTANIX壁でもあり、是非、登りに行ってみたいジムのひとつです。
PAXさんの課題は、ホールドチョイスが絶妙で、ポジティブなホールドだと思って、安易に取り付くと、弾き返されます。距離出しの課題から、オールドスクルール的な課題もありと、バラエティが豊富です。
東海圏では、希少なセッターさんですので、北海道テイストを堪能してください!
常設課題・全79本。2日間セッターさん、KNOTスタッフ、7人チームで笑いながら楽しくセットしました。どのグレードもロッククライミング系、時々スポーツクライミング系なバランスです。たくさんの方に楽しんで登っていただけると、嬉しいです。
これから1年間どんな壁に成長していくのかもわくわくしますね。まずは「2022 春壁」スタートです!!